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映画「ボヘミアン・ラプソディ」主婦のにわかファンが見た感想【ネタバレ含む】

超にわかファン主婦が映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見た感想です。
※ネタバレ含みます!

映画の感想は難しいのであまり気軽に書けないタイプなんですが、それでも書き残しておきたいくらい心に響く映画でした。

でも、そもそも私はにわか“ファン”とも言えないくらいのレベルだと思います。
キムタクのドラマで有名になった曲「I Was Born To Love You」がQueenのボーカルであるフレディのソロ曲だと観賞後にいろいろ調べて知ったくらいです。

この記事は、

  • Queenを知らない世代が映画を見てどんな感想をもったのか気になる
  • 映画を見ようと思っているが、Queenを知らなくても楽しめるか知りたい

という方々におすすめです。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」について

映画の日本公開は2018年11月9日(金)。
ロックバンドQueenのボーカル、フレディ・マーキュリーの伝記的映画です。

「ラストのライブシーンが圧巻!」「泣ける!」と口コミで大ヒット。
私が鑑賞したのは12月29日(土)と、公開から約2ヶ月たっていましたが劇場はほぼ満席でした。

伝記的…と書いたのはコアなファンの声によると時系列がずれていたり脚色されている部分もかなりあるとのことで、完全に史実に基づいている作品ではないからです。

バンドのギタリストで本作の音楽総指揮として関わったブライアンは「これは伝記映画ではなく、硬い岩から掘り出されたような、純粋なアートだ。」と発言したそうです。

にわかファンが「ボヘミアン・ラプソディ」を見た感想

天才スターの裏側(葛藤、孤独、覚悟)を知って感動

スターというのはやっぱり大勢の人とは違う感性を持っていて、かつ必ず何かを犠牲にして生きているものなんだな、と思いました。

フレディで言うと、出身をひた隠しにし本名ではなくフレディ・マーキュリーとしてパフォーマーとして生きる道を選びました。
芸能人としてはよくある話だと思いますがコンプレックスがあったとはいえ故郷(家族)から離れてスターとして振る舞い続けることはとても孤独だったと思います。

そして、メアリーという愛する女性がいながらもゲイとして生きる選択もします…というかせざるを得なかった。男性を求める自分の本当の気持ちに嘘がつけなくなってきた頃のフレディの、メアリーに対する気持ちを考えると切なくて苦しくてたまりません。

フレディとは別の男性と交際を始めて徐々に離れていくメアリーを引き止めたい、近くにずっといて欲しいけど自分には止める権利なんてない…と葛藤するフレディ。

妊娠したと告白するメアリーに思わず「なんてことを…」と言ってしまい、後で追いかけて大雨に打たれながら「妊娠おめでとう。本気だよ。(ちょっとうろ覚え)」と伝えた時の切ない表情よ…。俳優のラミ・マレックの演技が良かったです。

他のバンドメンバーはみんな結婚して子供ができたけど自分は有名になればなるほど一人ぼっち。
マスコミにセクシュアリティ(性的指向)についてばかり追いかけられても、それでも「俺が何者かは俺が決める」と言い切る強さが素晴らしいのです。

ライブエイドでの伝説的パフォーマンスに感動

ラストは伝説のライブエイドのシーン。フレディの力強いピアノタッチで始まる「ボヘミアン・ラプソディ」。
正直この曲さえ知らなかった“にわか”な私ですが、フレディの孤独をずっと見てきた後にこの曲を歌われたら涙を流さずにはいられませんでした。

歌詞そのままを受け取るだけでは意味がわかりませんが、自分がゲイなのではないかと葛藤した時期に作られた曲であることからフレディ自身の決断を歌った曲なんだとすぐにわかりました。

音楽を聴いて泣くなんて自分でも予想外でびっくりです。
さらに驚いたことは以下の歌唱部分で、母親目線としての感情で泣いてしまったこと。

Mama ooo
ママ

Didn’t mean to make you cry
あなたを悲しませるつもりはなかった

If Im not back again this time tomorrow
もし僕が明日の今頃戻らなくても

Carry on,carry on,as if nothing really matters
何もなかったように 落ち込んだりしないで

引用:『ボヘミアンラプソディ』の歌詞の和訳と解析!フレディの苦悩と生き様に涙! | 知恵ラボ

来年4月には2児の母になる私…すっかり映画の見方も変わったなぁと感じたのでした。

歌声はフレディ本人の音源を使っているそうで、ラミ・マレックのステージでの振る舞いまいも堂々としていて理屈抜きに最高にかっこよかったです。

 

「ボヘミアン・ラプソディ」が向かない人はこんな人

スターの裏側に全く興味がない人は楽しめない

フレディが自分勝手な態度をとるシーンがとても多いです。スターゆえの葛藤などを「自業自得でしょ!」と考えてしまうタイプの人には向かない映画だと思います。

同性愛が生理的に無理な人は見れない

映画は説明的ではなく全体的にオブラートに包んだ表現で進行していきます。直接的な表現はありませんが、男性同士がキスするシーンはあるのでそういうのが無理な人は楽しめないでしょう。

洋画独特のジョークが難しめ…

私はQueen・フレディに関する知識が不足したまま鑑賞したので、会場全体がクスッとなっているシーンでもよくわからなかったところが2つくらいありました。
洋画慣れしていない人もジョークのあたりはおもしろいと感じられないと思います。

最後に

鑑賞前に私が知っていた曲といえばたぶん次の5曲くらいだったと思います。

「Killer Queen」あーこれか!なんか聞いたことあるかも!
「I Was Born To Love You」キムタクのドラマ見てたなぁ〜良い曲だな〜!(前述の通りフレディのソロ曲だとは映画鑑賞後に知った)
「We Are The Champions」よくスポーツ系のVTRで使われるやつ!
「We Will Rock You」ズンズンチャ!ズンズンチャ!のリズムがかっこいい!
「Don’t Stop Me Now」キリンの炭酸飲料のCMで使われてたなぁ〜この曲と岡村のダンスがかっこよかった!

この程度の知識量でも、とても感動し、DVDではなく映画館で観て本当に良かったと思える作品でした。

12月29日(土)までに、国内動員500万人、興行収入70億円を突破したとのことで、2019年1月もしばらくは上映が続くと思われます。

Queen、フレディー・マーキュリーの生き様に少しでも興味がある人には全力でおすすめします!ぜひ見てみてください!

もしできれば私もより深く調べあげてQueenの音楽を聴き込んだ上で、1月中に2回目を見に行きたいと思ってます!!

 

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